外壁塗装のトラブルと注意点を塗装業者が解説!失敗しない為の3つのポイント

目次

はじめに

外壁塗装は家の美観を整えるだけでなく、建物を保護する重要な役割を果たします。しかし、適切に行わないとさまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。本記事では、外壁塗装のプロフェッショナルとして、よくあるトラブルとその注意点を解説します。

また、失敗しないための3つの重要なポイントをご紹介します。これらの知識を身につけることで、満足度の高い外壁塗装を実現し、長期的に家を守ることができます。ぜひ最後までお読みください。

外壁塗装でよくあるトラブル

塗装の剥がれや色褪せ

外壁塗装後によく見られるトラブルに、塗装の剥がれや色褪せがあります。

剥がれは主に、下地処理の不足や低品質な塗料の使用、不適切な施工条件が原因で発生します。これにより外壁の保護機能が低下し、見た目も損なわれます。

色褪せは、紫外線や風雨などの環境要因による経年劣化で起こります。また、安価な塗料の使用も早期の色褪せを招く原因となります。

これらのトラブルを防ぐには、信頼できる業者の選定、適切な塗料の使用、そして定期的なメンテナンスが重要です。

雨漏り

外壁塗装後の雨漏りは深刻なトラブルの一つです。主な原因は、塗装の不備や外壁のひび割れなどです。

適切な塗装は外壁を保護し、防水性を高めます。しかし、塗装が薄すぎたり、ムラがあったりすると、十分な防水効果が得られません。また、外壁のひび割れを見逃して塗装すると、そこから雨水が侵入する可能性があります。雨漏りは建物の構造を傷めるだけでなく、カビの発生など健康面でも問題を引き起こします。

防ぐには、塗装前の丁寧な点検と補修、適切な塗料の選択、そして確実な施工が不可欠です。

見積もりトラブル

以下の外壁塗装の見積りトラブルは、初心者が陥りやすい問題です。

  • 不透明な見積り内容:項目が曖昧で内訳が不明確な場合があります。
  • 追加料金の発生:当初の見積りに含まれていない作業が後から追加されることがあります。
  • 安すぎる・高額な見積り:極端に安い見積りは、品質の低下や手抜き工事につながる可能性があります。また必要以上に高額な見積りを提示する業者もいます。

これらを避けるには、複数の業者から詳細な見積りを取り、内容を十分に比較検討することが重要です。

また、不明点は必ず質問し、契約前に全ての条件を確認しましょう。

外壁塗装トラブルを防ぐための注意点5つ

1. 業者選びを慎重に行う

外壁塗装トラブルの多くは、悪徳業者や施工不良によって起こります。そのため、業者選びは最も重要と言っても過言ではありません。

業者選びのポイント

  • 複数の業者から見積もりを取り、比較検討する。
  • 資格を持った施工業者がいるか確認する。
  • 過去の施工事例を参考に、実績のある業者を選ぶ。
  • 担当者の対応や説明が丁寧かどうか確認する。
  • 不明点は遠慮なく質問し、納得いくまで説明を受ける。

悪徳業者の特徴

  • 法外な見積もりを提示する。
  • 不必要な工事を提案する。
  • 契約内容を曖昧にする。

2.適切な塗料を選ぶ

外壁塗装には、様々な種類の塗料が使われています。塗料の種類によって、耐用年数や仕上がり、価格などが大きく異なるため、建物の状態や目的に合った塗料を選ぶことが重要です。

塗料選びのポイント

  • 塗料の種類や特徴について、業者に詳しく説明してもらう。
  • 建物の状態や目的に合った塗料を選ぶ。
  • 耐用年数や保証内容を確認する。
  • 価格だけでなく、品質も考慮する。
  • 環境に配慮した塗料を選ぶ。

3.契約内容をしっかりと確認する

契約書には、工事内容、費用、支払い方法、保証内容などが記載されています。契約前に内容をしっかりと確認し、不備があれば修正してもらうことが重要です。

契約内容の確認ポイント

  • 工事内容が明確に記載されているか確認する。
  • 費用内訳が明確に記載されているか確認する。
  • 支払い方法が明確に記載されているか確認する。
  • 保証内容が明確に記載されているか確認する。
  • 契約後のキャンセル条件を確認する。

4.工事中の様子をチェックする

工事中は、定期的に現場の様子をチェックすることをおすすめします。施工業者の作業内容や、使用している材料などを確認することで、トラブルの芽を早期に発見することができます。

工事中のチェックポイント

  • 予定通りに工事が進んでいるか確認する。
  • 使用している材料が契約内容通りかどうか確認する。
  • 作業員の態度やマナーを確認する。
  • 周囲の環境に配慮した施工が行われているか確認する。
  • 疑問点があれば、遠慮なく業者に質問する。

5. アフターサービスを確認する

外壁塗装は、塗装完了後も定期的なメンテナンスが必要です。そのため、アフターサービスが充実している業者を選ぶことが重要です。

アフターサービスの確認ポイント

  • 保証期間が明確に設定されているか確認する。
  • 定期点検やメンテナンスサービスの内容を確認する。
  • トラブル発生時の対応について確認する。

外壁塗装トラブルを防ぐためには、業者選び、塗料選び、契約内容の確認、工事中のチェック、アフターサービスの確認など、様々なことに注意する必要があります。これらのポイントを意識することで、トラブルを未然に防ぎ、失敗のない外壁塗装を実現することができます。

失敗しない外壁塗装のための3つのポイント

ポイント1:業者の選び方

外壁塗装は、業者によって技術力や価格設定が大きく異なるため、業者選びが成功のカギを握ると言っても過言ではありません。

そこで、数々の現場を経験してきた塗装のプロである私たちが、優良業者を見つけるための3つの秘訣をお教えします!

複数の業者から相見積もりを取る

同じ条件でも、業者によって提示される価格は大きく異なります。 複数の業者から見積もりを取り、比較することで、適正価格が見えてきます。

実績や経験豊富な業者を選ぶ

会社の設立年数や施工実績数は、信頼の証です。 ホームページなどで過去の施工事例を確認したり、資格保有状況を調べたりするのも良いでしょう。

コミュニケーションを大切にしている業者を選ぶ

お客様の要望を丁寧にヒアリングし、分かりやすく説明してくれる業者は、信頼できます。 疑問や不安を解消し、安心して工事を任せられる業者を選びましょう。

ポイント2:見積もり書の確認

トラブルを防ぐためには、見積書を隅々まで確認することが重要です!

ココをチェック!

  • 塗装面積は本当に正しい?: 単純に家の面積=塗装面積ではありません。窓や扉の面積を差し引いた、正確な塗装面積が記載されているか確認しましょう。
  • 使用する塗料のグレードは?: 塗料には様々な種類があり、グレードによって耐久性や価格が大きく異なります。使用する塗料の具体的な製品名とグレードを確認しましょう。
  • 工事内容の詳細な内訳は?: 塗装工事には、下地処理や養生作業など、様々な工程が含まれます。それぞれの工程の内容と費用が明確に記載されているか確認しましょう。
  • もしもの時の保証内容は?: 塗装後に不具合が発生した場合の保証期間や保証範囲は必ず確認しましょう。保証書の内容も、事前に確認しておくと安心です。

不明点があれば、遠慮なく業者に質問し、納得するまで説明してもらいましょう。

ポイント3:契約内容の確認

契約書は、お客様と業者を守るための大切な書類です。 後々のトラブルを防ぐためにも、契約前に以下の3つのポイントを必ず確認しましょう。

1. 工事内容と費用の最終確認

口頭で説明を受けた内容と相違がないか、最終確認を行いましょう。 特に、追加工事が必要になった場合の費用負担については、事前に明確にしておくことが重要です。

2. 工期や支払い条件の確認

工事期間はいつからいつまでなのか、天候によって工期が延びる場合はどう対応するのかを確認しましょう。 また、支払い方法や支払い時期についても、事前に確認しておきましょう。

3. キャンセルに関する規約

万が一、工事の途中でキャンセルせざるを得なくなった場合のキャンセル料や違約金について、しっかりと確認しておきましょう。

契約書は、専門用語や複雑な条項が多く、分かりにくいと感じることもあるかもしれません。 不明点があれば、遠慮なく業者に質問し、納得するまで説明してもらうことが大切です。

まとめ

外壁塗装は、業者選びから契約まで、注意すべき点が盛りだくさん!良い外壁塗装をするために、正しい知識を身につけることが重要です。
今回の3つのポイントを参考に、安心・安全な外壁塗装を実現しましょう!

私たち工藤塗装は東大和市にある、「責任」と「信頼」を大事に20年以上業界に携わって来た塗装屋です。お客様の小さな”こだわり”にもお応えできるよう、住宅の問題やご要望を伺いながら、ひとつひとつ丁寧に施工を行っております。

外壁塗装に関するご質問やご相談は、無料お見積りも行っている、工藤塗装にお気軽にお問い合わせください!

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